標準語やと思っとった…上京して通じなかった悲しい「方言」たち
じゃがいも、たいぎゃー/九州地方
しんけん(とても)/大分県
大分県では「しんけん」という言葉を使います。これは真剣にという意味ではなく、「とても」という意味だそうで、「しんけんさみい」というと「すごく寒い」ことなのだとか。
ようら(考えていない)/福岡県
福岡県では「考えていない」という意味で「ようら」を使います。使い方としては「ようらしよるけん、まちごうた」これは「考えてないから間違えた」という意味ですね。
じゃがいも(穴があいた靴下)/長崎県
前述した「おはよう靴下」と同じように、長崎県には穴があいた靴下を意味する言葉があります。それが「じゃがいも」です。
これは穴のあいた靴下から指が出てる状態のことを意味するそうですが、どうしてじゃがいのもといわれるようになったのでしょうか…。都道府県別で穴の空いた靴下をなんと呼ぶか、再度調査が必要ですね。
はわく(はく)/宮崎県
「イキがる」ことを「みやがる」という宮崎県では、ほうきを使って掃除をするときに「ほうきではわく」といいます。
ほかにも「ぼくじゃ」という方言もあるそうです。これは「僕が」という意味ではなく「大変だ」ということで、「あいらいらいらいらい、ぼくじゃー」というと「あらま、大変だ」という意味なんだとか。
たいぎゃー/熊本県
ものもらいのことを「おひめさん」というユニークな方言でおなじみの熊本県では、「とても」のことを「たいぎゃー」といいます。例えば「とても好き」のことを「たいぎゃー好き」という感じでしょうか。こんな可愛い方言で告白されたら一発でコロリされそうです。
ダレた(疲れた)/鹿児島県
黒板消しを「ラーフル」という鹿児島県。「疲れた」ときは「ダレた」というみたいですよ。ほかにも「いい加減なこと」を「テゲテゲ」、「叫ぶ」ことを「オラブ」など、独特な方言がたくさん。
にへぇーでーびる(どうもありがとう)/沖縄県
最後にご紹介するのは沖縄県の方言から。沖縄では「どうもありがとう」のことを「にへぇーでーびる」というそうです。「でーびる」と聞くと悪魔を指す「デビル」に聞こえてしまいそうですが、実際にデビルと勘違いした観光客のかたもいたと教えてくださいました。
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今回は、東京都を含む47都道府県の「上京して通じなかった悲しい方言たち」第2弾をご紹介しました。育ってきた環境が異なると、文化も慣れ親しんだ言葉が違うのは当たり前。
それでも自分が知らないみんなのジモトの言葉を知るのは、新しい発見があって面白いですよね。まだまだ隠された方言を探していきたいと思いますので、読者のみなさん、ぜひまた面白い方言などを教えてください!
- 参考:MAG2NEWS
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