町田はうちのものだから。他県民が戸惑う「神奈川県民」あるある
町田はもう神奈川でいいと思う
東京都南端にある町田市。神奈川県に入り組むような絶妙な場所に位置しているため、インターネット上でたびたび「町田はもう神奈川でいいだろ」と話題になります。
ですが、これはもはやネタではなくなる模様。
なんと2020年12月に町田市の一部が神奈川県になるのだとか。これは町田市と隣接する神奈川県・相模原市の一部地域の住所を入れ替え、いままで東京都だったところを神奈川県とし、その逆の現象も起きるそうです。今後「神奈川あるある」に変化がありそうですね。
相模原市在住「町田の超近くに住んでいる神奈川県民からすると、『東京でもいいし、神奈川でもいい』って感じです。町田の人は嫌がるかもしれないけど…」
「神奈川のお土産って何?」と聞かれて悩む
北海道の「白い恋人」や静岡県の「うなぎパイ」のように、その県のシンボルとなるお土産がないのが県民の悩み。少し悩んで「鳩サブレーかな…」と答えますが、都内でも売っているために、「あれって神奈川県のお菓子だったの?」と驚かれます。
東京都出身「東京駅とか都内ならどこでも売ってるから、鳩サブレーは東京のお土産だと思っていました(笑)」
崎陽軒は全国どこでもあると思っていた
逆に「崎陽軒のシウマイ」は、全国チェーンと勘違いするほど有名すぎる名産品。シュウマイでなく、シウマイです。
冷めても美味しい崎陽軒のシウマイは、豚肉と干帆立貝柱の風味豊かな味わいが魅力。駅弁として売られているイメージが大きいので、県民は全国展開しているものと思いがち。
ちなみに総務省の家計調査によると、2017年~2019年における都道府県別のシュウマイ消費量の第1位は神奈川県!なかでも消費額のトップは横浜市と、横浜名物の崎陽軒の存在がうかがえる結果となりました。
愛媛県出身「上京して初めて崎陽軒のシウマイ弁当を食べてから、神奈川に行ったときは必ず買うようになりました。シウマイももちろんだけど、タケノコの煮物が美味しい!都内でもジモトでも売ってほしいところ」
お気に入りの家系ラーメン屋がある
「横浜家系ラーメン」は、豚骨ベースの豚骨醤油スープに中太麺、大判海苔にホウレン草のトッピングが特徴的な、神奈川県のソウルフード。
1974年に横浜市新杉田にオープンした「吉村家」が発祥とされていますが、現在は全国に約2,000軒もの家系ラーメン店が並ぶほどの人気ジャンルとなりました。
いまではすっかりメジャーになった家系ですが、県民なら誰しもお気に入りのラーメン屋があるのではないでしょうか。
ちなみに筆者のおすすめは「壱八家」!オリジナルのとんこつベースのスープに特製の太麺が相性抜群な一品です。神奈川はほかにもたくさん、美味しい家系ラーメン店があるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。