とりあえずビールはNG?外国人がビックリした日本の居酒屋文化
タブレット注文が画期的!/スイス出身
「タブレットでオーダーできる事に驚きました。スイスではいまでも回転すしチェーン店以外でタブレットオーダーを見たことがありません」(スイス出身/日本在住歴4年)
今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、積極的に導入されはじめたセルフオーダーシステム。最近ではタブレットを超え、お客さま自身のスマホを用いて注文からオンライン決済できる店舗も増えてきました。
続けて「スイスではいまだに、店員がテーブルまでお金を取りにくるのが普通です」と教えてくれましたが、今後のウイルス拡大の状況次第で、世界でもどんどん導入する店が増えていきそうですよね。
トイレのアメニティがすごい/アメリカ出身
飲食店として、店内はもちろんトイレの清潔を保つことは超重要。トイレなどの水回り製品を扱うTOTOが、2013年に「飲食店のトイレについての意識調査」についてアンケートを募ったところ、約8割が「きれいなトイレはお店のイメージアップにつながる」と回答しています。
今回のアンケートにもQSC(クオリティ・サービス・クレンリネスの略)に関する意見が集まっており、カリフォルニア州ロサンゼルス出身の女性からは「日本の居酒屋のトイレは、マウスウォッシュなどのアメニティがそろっていて感動しました」という声が。
飲食店として清潔なトイレを保つことはもちろん、香りのよいハンドソープを置いたり、コットンやあぶらとり紙などの気配りアイテムがあるのはとてもうれしいですよね。
ご飯を食べたら帰る合図なの?/台湾出身
「日本の飲み会では、ごはんを注文するとそろそろ帰る合図だと教えてもらいました。台湾ではご飯とかスープ類は絶対最初に食べる料理なので、すごく驚きました。文化の違いが出ていますね」(台湾出身/日本在住歴2年)
確かに、日本では飲んだ後の締めの一品としてお茶漬けやおにぎりなど、ご飯ものを食べる習慣がありますよね。他にはラーメンやうどんなど、炭水化物で締めるのが一般的でしょうか。
しかし、実はご当地ごとに個性が光るシメ文化。沖縄では「ステーキ」、高知では「屋台餃子」、そして北海道・すすきのでは「パフェ」で締めるかたも多いそうですよ。