日中韓ではどう違う?外国人に「日本のカレー」について聞いてみた
やや甘めな日本風カレーライス/台湾
日本統治時代に台湾に持ち込まれたカレーは「日式カレー」とも呼ばれ、現在も屋台や食堂で気軽に食べることができます。
「日本のカレーよりとろみが少ないというか、サラッとしてるかも」(台湾出身)
台湾はカレールーを使ったレシピも主流で、スパイシーさのなかに甘みを感じるような、独特な辛さが特徴。日本のカレールーも多く流通しているので、現地でバーモントカレーやジャワカレーも食べられるそうですよ。
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ココナッツ風味の海南風カレー/香港
香港でもカレーを食べられるところがたくさんあります。なかでも「茶餐廳(ちゃさんちょう)」と呼ばれる喫茶店は、カレーライスの遭遇率が高め。
茶餐廳では、スパイス多めにココナッツ風味を加えた「海南風カレー」を提供するお店が多いそうです。
「母国のカレーはいろんな国のカレーがミックスされたような味。日本のカレーは日本オリジナルのおいしさがありますが、やっぱり自分の国のカレーのほうが食べ慣れていて好きですね」(香港出身)
インド人がつくる本格カレー/オーストラリア
オーストラリアは移民の多い国。人口の約2.4%はインド人であるため、日常的にカレーを食べる文化が浸透しています。
なので、インド料理レストランやインドの食材を扱うスーパーなども多いのだそう。
「オーストラリアはインドカレーの店が多いです。インドに行かなくても本格的なスパイスが効いたカレーが食べられるのはうれしいですね。日本食のレストランに行けば日本風カレーも食べられるし、母国にいながらいろんな国の食事が楽しめます」(オーストラリア出身)
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