日本人は本当の「クリスマス」を知らなかった!?海外の意外な習慣【ツリーにピクルス】
いよいよ「クリスマス」本番。街は美しいイルミネーションに光り輝き、誰かにプレゼントを渡したりという特別なことをする日ですよね。ただ、いうまでもなくクリスマスは日本で生まれた伝統行事ではありません。
岩波書店『広辞苑』を読むと、ミトラ教の太陽神の新生を祝う当時の祭りをキリスト教が取り入れた行事だと書かれています。ミトラ教とはペルシア起源の宗教。まさにキリスト教に圧迫されて衰えた宗教みたいです。
そのクリスマスは各国に伝わる過程でさまざまな変化を当然見せてきました。例えば、日本の「ケンタッキー・フライド・チキン」を食べるといった伝統も、世界では極めて奇妙な習慣として眺められていることをご存じでしたか。
もちろん世界には風変わりなクリスマスの伝統が同じようにいくつもありますので、早速ご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
靴を投げてつま先の向きで吉凶を占う/チェコ
チェコには風変わりなクリスマスの伝統があります。クリスマスイブになると、独身の女性がドアに背を向けて立ち、肩越しにドアへ向かって靴を投げる伝統があるそうです。
ちなみに日本の外務省の情報によると、カトリックが10.4%、無信仰が34.5%といった感じで、必ずしもクリスチャン(カトリック)がチェコでは多いわけではないと分かります。
むしろ無信仰者が多い国としてヨーロッパでは珍しい存在になっていますが、このユニークなクリスマスの習慣は多くの若い女性に親しまれているのだとか。
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その靴の先がドアを向いているか、かかとがドアを向いているかで、来年結婚できる・できないが占いできるのだとか。
ちなみにつま先がドアの方を向いていれば、来年に結婚できるとの話。結婚が全てではない現代においてでも一種の余興として続いているらしいですね。
またチェコのクリスマスで風変わりな風習としては、川魚のコイを食べる習慣があります。コイを食べない家でもクリスマスにはお風呂でコイを泳がせてその後に川へ戻すのだとか。びっくり仰天です。