夏の軽井沢が童話の世界に。教会でサマーキャンドルナイト開催

TRiP EDiTOR編集部
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2016/07/27

明治時代、外国人宣教師に避暑地として見出された軽井沢。彼らは「軽井沢を永遠に明るく清潔で住みよい町にしよう」と住民たちに呼びかけ、現在の軽井沢の礎を築き上げました。そのため、軽井沢には今でも古い教会が数多く残されています。大正時代に建てられた軽井沢高原教会もそのひとつ。かつての宣教師の風習を受け継いだイベント「サマーキャンドルナイト」が2016年も開催されるので、幻想的な空間に浸りながら軽井沢の教会文化に触れてみましょう。

無数のキャンドルが灯る軽井沢の夏の風物詩

軽井沢高原教会

1886年に宣教師が来訪したことを機に、教会文化が根付いた軽井沢。歴史ある教会が数多く残されていますが、その中のひとつ「軽井沢高原教会」は、「芸術自由教育講習会」を原点に誕生した教会。“誰もが自由に集い、語り合う”という精神が元になっており、かつては北原白秋や島崎藤村など多くの文化人をはじめ、たくさんの人々が集まっていました。こうして育まれた精神と文化は脈々と受け継がれ、今も礼拝や結婚式などに多くの人が訪れています。

サマーキャンドルナイト

「軽井沢高原教会」の夏の風物詩「サマーキャンドルナイト」も、かつて宣教師がランタンで街を照らしていた風習を受け継いだもの。満天の星が輝き、ランタンの灯りが教会の森を照らす様子は、西洋の童話の世界そのもの。今年は教会前の中庭に立つ樹木の間にもキャンドルが灯り、空中にキャンドルが浮かんでいるような演出が行われます。

7月30日(土)~8月31日(水)の18時~22時の間は、常時この幻想的な景色が見られるほか、特定日に下記のイベントも開催。牧師間で借りたランタンを灯しながら森の中を散策できるので、大切な人とロマンチックな時間を過ごしてみてはいかがでしょう?

結び火をするカップル
静寂の教会を美しく灯す「結び火」

無数のキャンドルが灯る厳かな教会で、想いを込めてキャンドルへと灯を結びます。

【開催日時】土・日・月/19:00~22:00

Bell’s Ring 天使の音色 & 夏夜のゴスペル礼拝

天使の歌声ともいわれるハンドベルの音色。教会内に響くベルの澄んだ音色に癒されます。また、牧師先生からの講話、パワフルなゴスペルも、祈り・歌・感動のひとときを演出。

【開催日時】ハンドベル:水・金/20時30分~21時 夏夜のゴスペル礼拝:火・木/20時30分~21時


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