意外すぎ!外国人に聞いた『鬼滅の刃』ハリウッドで実写化するなら誰?

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2020/12/09

鬼ってどんなイメージ?母国に鬼はいる?

那田蜘蛛山にて立ちはだかる鬼「累(るい)」image by:PR TIMES

大きくて怖いイメージ/ウクライナ出身

「鬼といえば、とにかく大きくて怖いイメージ。赤とか青とか緑とかいろんな色の鬼がいてそれぞれ特性が違う。最強な存在。弱いものでも関係ない、容赦しない。子育てとか絶対できなさそう。むしろ子供とか高齢者とか食べ散らかしてる気がする」(ウクライナ出身)

「トッケビ」という鬼がいる/韓国出身

「少し違いますが、韓国でいう鬼に近いのが『トッケビ』といい、似たような文化があります。鬼といえば悪いイメージはありますが、自分の意思とは反してる感じがします。

『鬼滅の刃』のように何か上のもの(鬼舞辻無惨)に支配されているようなことが多いと思います。鬼だから全員が悪いというわけでもなく、いい鬼も沢山いるというイメージです」(韓国出身)

トッケビとは朝鮮半島に伝わる精霊・妖怪のことで、日本の鬼とは異なり、人間に福をもたらす不思議な存在です。いたずら好きでソバが大好物なのだとか。

鬼はいないけど、思い浮かべるのは「桃太郎」の鬼/アメリカ出身

image by:国立国会図書館, Public domain, via Wikimedia Commons

「アメリカには鬼という文化や概念はありませんが、鬼は怖いイメージです。鬼といえば桃太郎で退治される鬼の印象が強く、悪役だと思います。

いいイメージはなく、いつも誰かを虐めているように思います。悪いこともたくさんしていて人からものを奪ったりしているイメージがあります」(アメリカ出身)

日本に来るまで鬼という概念が分からなかった/ニュージーランド出身

「ニュージーランドには鬼というキャラクターはいません。しかし、エクソシストやお化けや呪いなど、そういった部類の怖さがあるので鬼には日本特有のイメージがあります。アジアや日本に来るまで鬼という概念がほとんどわからなかったです。

いまイメージできる鬼は『邪悪でありつつ神聖なもの』『常に何かを捧げていないと怒る』というものです。実際に日本人に『実在していたの?』と聞いても、みんな言葉を濁すので、鬼は強く恐ろしいイメージかな…」(ニュージーランド出身)

旧暦の7月は鬼がたくさん出るから子どもを外で遊ばせない/台湾出身

image by:weniliou / Shutterstock.com

「中国語の『鬼』はどっちかというと『幽霊』の方だと思います。旧暦の7月は鬼月と呼ばれて、鬼がたくさん出る月といわれています。信じる人が多くて、迷信する人は旧暦の7月に子どもに外で遊ばせないこともあります」(台湾出身)


「鬼月」と呼ばれる旧暦の7月は、霊が下界をさまよう月といわれているのだとか。その期間には結婚式や旅行、引越しはタブーとされており、さらに夜に洗濯物をほしたり、玄関に靴を出しっぱなしにすることもNGとされているそうですよ。

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