死者と共に暮らす。海外では当たり前だけど日本では考えられないこと
毎週金曜日は民族衣装が制服になる/タイ
校則の厳しい学校に通っていた人は、制服に関するルールが厳しすぎて反抗心をメラメラ燃やした青春時代を過ごしたと思います。しかし海外にはもっと複雑な決まりのあるケースもあります。
例えば、ほほ笑みの国ともいわれるタイでは、学校の先生も生徒も数種類の制服を曜日によって着回さないといけないみたいです。
『それ日本と逆!?文化のちがい習慣のちがい(第2期)』(学研プラス)によれば、そもそもタイの人は自分の生まれた日の曜日を大切にするらしく、自分の生まれた曜日の色を服装にも取り込むのだとか。まずこの感覚が多くの日本人にはないですよね。
曜日によって学校の制服も変わり、タイ北部の学校では毎週金曜日に民族衣装を着るルールがあるそうです。
さらに小学校から中学校に至るまではボーイスカウト・ガールスカウトの活動があるために、その授業のためのユニフォームも用意する必要があります。
イメージとしてはディズニーアニメ『ちいさなプリンセス ソフィア』で出てくる、キンポウゲ団の制服みたいな感じですね。もちろん体操着もありますので4種類を着回す必要があります。
- 制服
- 民族衣装
- ボーイスカウト・ガールスカウトの衣装
- 体操服
さらに学校によっては、先生も数種類の制服を曜日によって着回す必要があるみたいです。
例えば月曜日には公務員の制服、火曜日には学校の制服、水曜日は体操服、木曜日はスカウトと赤十字活動の制服などの情報がインターネットの一部の情報に書かれています。
同業者のタイ人にも確認してみましたが、確かに制服は数種類あるとの話。日本の場合は多くても体操服と制服の2種類。週末に着物を着て学校に行く必要もありません。まだ日本は楽なのですね。
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