やっと絶景を見られるのか。今年こそ訪れたい日本全国「紅葉スポット」24選【2023】

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2023/10/14

香嵐渓/愛知県

例年の見頃:11月中旬~12月上旬

香嵐渓(巴川の水鏡) image by:足助観光協会

香嵐渓(こうらんけい)」は愛知県豊田市にあるモミジの名所です。ここのモミジの歴史は古く、約380年程前に、香積寺11世住職の三栄和尚によって植えられたのが始まりだといいます。

吊り橋 imageby:足助観光協会

全国屈指の紅葉の名所として知られ、飯盛山には11種・約4,000本ものモミジが植えられています。

飯盛山(ライトアップ) imageby:足助観光協会

11月1日からは毎年「香嵐渓もみじまつり」が開催されており、1,000基の灯りが一斉に点灯され、幻想的な景観を作り出す飯盛山のライトアップは見逃せません。

また日中の秋空と紅葉のコントラストも圧巻です。ぜひゆっくり時間を取って、足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 香嵐渓もみじまつり
  • 愛知県豊田市足助町飯盛(足助・香嵐渓広場)
  • 0565-62-1272
  • 第68回香嵐渓もみじまつり2023年11月1日(水)~11月30日(木)
  • 香嵐渓園内は常時開放
  • 豊田市公式サイト

メタセコイア並木/滋賀県

例年の見頃:11月下旬~12月上旬

image by:(公社)びわ湖高島観光協会

滋賀県高島市マキノ町にある約2.4kmの街路である「メタセコイア並木」も、その美しさから人気を集めています。

道の両側には約500本のメタセコイアが植えられており、まっすぐに延びる道路に真っ赤になったメタコセイアが並ぶさまは、まさに圧巻。

image by:(公社)びわ湖高島観光協会

同所のメタセコイア並木は新・日本街路樹百景にも選ばれており、車だと名神高速道路京都東ICから約1時間30分で行けるため、多くの人が訪れる名所です。

ただしこちらも基本的には道路なので、交通の邪魔にならないように楽しむマナーが必要です。

玄宮楽々園(玄宮園)/滋賀県

例年の見頃:11月下旬~12月上旬

image by:photoAC

彦根城にある「玄宮園(げんきゅうえん)」は、第4代藩主井伊直興が造営を手がけた大名庭園です。1951(昭和26)年に楽々園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されました。


image by:Shutterstock.com

紅葉のシーズンになると、鮮やかに彩られた木々が水面に姿を映し出します。2023年のライトアップは11月18日(日)〜12月3日(日)に行われる予定です。

  • 錦秋の玄宮園ライトアップ(玄宮園)
  • 滋賀県彦根市金亀町3
  • 0749-23-0001(公益社団法人彦根観光協会)
  • 彦根
  • 大人700円、中小生350円
  • 錦秋の玄宮園ライトアップ期間:2023年11月18日(日)〜12月3日(日)
  • 18:00~21:00(入場20:30)
  • 彦根観光ガイド

平等院/京都府

例年の見頃:11月上旬~11月下旬

image by:Sean Pavone/Shutterstock.com

平等院」は、京都府宇治市にある約1,000年の歴史を持つ寺院です。

藤原氏が平安時代後期に極楽浄土の世界を再現したと伝わる壮麗な寺院で、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

image by:Avigator Thailand/Shutterstock.com

なかでも、鳳凰堂を囲むように植えられたカエデが秋になり色づくと、その景観は息を飲むほどの美しさです。

世界遺産、歴史、そして紅葉といくつもの見どころを持つ平等院ですが、この景色を見れば「日本の秋」を満喫できること間違いなしですね。

  • 平等院
  • 京都府宇治市宇治蓮華116
  • 0774-21-2861
  • 宇治
  • 庭園・鳳翔館 大人600円、中高生400円、小学生300円
  • 年中無休(茶房を除く)
  • 庭園 8:30〜17:30(受付終了17:15)
  • 公式サイト

東福寺/京都府

例年の見頃:11月中旬〜12月上旬

image by:Korkusung/Shutterstock.com

京都府の「東福寺」は、鎌倉時代に摂関家の九条兼家(かねいえ)によって造営されました。

臨済宗東福寺派の大本山で、京都最大の「伽藍(がらん)」を誇ります。紅葉を見るためにかけられたかのようにかけらた「通天橋」からの眺めは、紅葉がまるで大海原のように見えます。

image by:Shutterstock.com

通天橋の眼下に広がる紅葉の海。この渓谷は「洗玉澗(せんぎょくかん)」といいます。紅葉の雲海は、まさにここならではの絶景です。

明治の森 箕面国定公園/大阪府

例年の見頃:11月中旬~12月上旬

image by:Krunja/Shutterstock.com

大阪箕面市にある「明治の森 箕面(みのお)国定公園」は、標高約100~600mの北部山地に広がる国定公園です。

image by:CHEN MIN CHUN/Shutterstock.com

もちろん紅葉の名所として有名ですが、それ以外にも滝の名所でもあるのです。紅葉に囲まれた箕面の滝の景観はまさに素晴らしいの一言。

また紅葉だけではなく、春は桜、冬は樹氷や氷柱といったように四季を通じて、自然の景観が楽しめる公園です。

またグルメでは名物の「モミジの天ぷら」がおすすめです。1年間塩漬けされたモミジ葉を使用するなど、とても手間をかけて作られます。その歴史はおよそ1,300年ともいわれ、箕面国定公園ならではの特産品となっています。

  • 明治の森 箕面国定公園
  • 大阪府箕面市箕面公園
  • 072-721-3014
  • 箕面
  • 入園無料
  • 公式サイト

姫路城 西御屋敷跡庭園 好古園/兵庫県

例年の見頃:11月中旬~11月下旬

image by:Blanscape/Shutterstock.com

兵庫県の姫路城「西御屋敷跡庭園 好古園(こうこえん)」は、世界遺産である姫路城を臨む日本庭園として世界的に有名な名所です。

西御屋敷跡や武家屋敷跡など9つの庭園群で構成されており、秋にはそれら庭園に植えられたイロハモミジヤマモミジが色づき、その景観はとても美しいと評判です。

image by:Shutterstock.com

歴史あふれる名所ですが、実は好古園は姫路市制100周年を記念して建造されたもので、1992(平成4年)4月に開園しました。

庭園は姫路城西の丸一帯の原始林をバックに、歴史と自然が調和した見事な景観を誇ります。紅葉と世界遺産、秋に関西圏へ訪れるなら、ここは絶対にはずませんね。

  • 姫路城 西御屋敷跡庭園 好古園
  • 兵庫県姫路市本町68
  • 079-289-4120
  • 姫路
  • 入園料:大人(18歳以上)310円、小人(小学生・中学生・高校生)150円
  • 休園日:12月29日・30日
  • 9:00~17:00(入園 16:30まで)※季節により変動・時間延長あり
  • 公式サイト

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