今こそ年貢の納め時。茅葺古民家を「村民」が守るシェアビレッジ町村
あなたもそろそろ年貢の納め時?
たくさんの村民で構成される古民家は、まるで昔話に出てきそうな築133年の茅葺屋根。秋田県の秋田駅・秋田空港からそれぞれ車で40分のところにある町村という小さな集落にあります。
町村には、かつて520年前に当時の地主によって開かれた、県内で最も古い朝市が今でも開催されています。江戸時代には、久保田と能代の地域や阿仁鉱山などへの物資補給の基地なり、市は流通の拠点として栄え、さまざまな農作物から作業道具など生活に必要なあらゆるものが揃う盛大な市さまざまな職人が集まったという歴史の長い地域です。
そんな町村にピッタリなのが、シェアビレッジ町村の村民制度です。
年貢
この単語、歴史の授業で習って以来という方も多いはず! シェアビレッジ町村では「年貢(NENGU)」と呼ばれる年会費を3000円払えば誰でも村民になれます。村民になると、自分の好きなタイミングで町村へ行き、田舎体験をしたり、村民同士で楽しんだり、もちろん宿泊もできます。
PCさえあれば仕事ができるという環境の方なら、シェアビレッジで仕事をしたり、芸術系の方なら制作活動に浸ったり、好きなように場所と時間を使うことができます。
寄合
なかなか村に帰る時間がない…という方でも村民になりたくなる仕組みがあるのがシェアビレッジ町村の面白いところ。時間をとって何度も村へ帰ることができないという村民のために、村民だけが集まる飲み会「寄合(YORIAI)」を都市部で定期的に開催しているんです。
本当の地元や故郷でもなく、会社の付き合いでもなんでもない、シェアビレッジ町村の村民という繋りで開かれる寄合だからこそ、いつもの生活とは少し違った人との関わりが生まれます。