鬼に金棒、大根まで。日本の「デザイン灯台」が自由すぎておもしろい
21.門脇埼灯台/静岡県伊東市
「門脇埼(かどわきざき)灯台」は、東伊豆の景勝地・城ケ崎の景観に配慮しつつ展望施設を併設。デザイン化は1995(平成7)年です。
関西地方
22.千代崎港南防波堤灯台/三重県鈴鹿市
1996(平成8)年にデザイン化された「千代崎港南防波堤灯台」。船が難破しロシアに漂着後、無事に帰国した地元船頭・大黒屋光太夫の縁からロシア建造物をイメージしてつくられたのだそう。
23.津港阿漕浦中防波堤灯台/三重県津市
「津港阿漕浦中(つこうあこぎうらなか)防波堤灯台」は、灯明台(灯明を載せる台)をイメージして1988(昭和63)年にデザイン化。
24.淡輪港西防波堤灯台/大阪府泉南郡岬町
「淡輪港(たんのわこう)西防波堤灯台」は、1997(平成9)年に開催された国体でヨットレースの会場になった縁から、ヨットの帆をイメージしてデザイン化されました。
25.神戸港第一防波堤東灯台/兵庫県神戸市
1977(昭和52)年のデザイン化された「神戸港第一防波堤東灯台」は、国際貿易港・神戸港の玄関でもあることから、灯塔に大きく「神戸港」と書かれています。
中国地方
26.御手洗港防波堤灯台/広島県呉市
「御手洗(みたらい)港防波堤灯台」は、古い港の名残りが見られる地域の景観に配慮した灯明台をイメージして1992(平成4)年にデザイン化。
27.下関外浜町防波堤灯台/山口県下関市
「下関外浜町(しものせきそとはまちょう)防波堤灯台」は、西洋式の灯台をイメージして1999(平成11)年にデザイン化されました。
四国地方
28.高松港玉藻防波堤灯台/香川県高松市
「高松港玉藻(たまも)防波堤灯台」は、世界初の総ガラス張り灯台として1998(平成10)年に誕生しました。「赤灯台」「せとしるべ」の愛称で親しまれています。
29.女木港鬼ケ島防波堤灯台/香川県高松市
1998(平成10)年にデザイン化された「女木港鬼ケ島防波堤灯台」は、地域の名称から鬼と金棒をイメージ。
30.足摺岬灯台/高知県土佐清水市
1960(昭和35)年に改築された「足摺岬(あしずりみさき)灯台」は、地域発展を願ってランドマーク的なデザインを意識したのだそう。